続・研修責任者からのメッセージその2
続・研修責任者からのメッセージその②
八戸市立市民病院臨床研修センター所長 今 明秀
八戸のこと知っている?研修病院で働くことは,そこに住むことです。そこの住民を診療します。
l 積雪
八戸市は、冬の積雪20cmくらいだ。しかし、気温は零下に下がるため、スタッドレスタイヤが必要。車で50分走ればスキー場がある。安比スキー場までは80分。スノーボードで怪我をしても心配ない。院内には脊椎外傷で日本有数の腕を誇るゴッドハンドドクター末綱がいる。
l 晴れ
天気が良い日が多い。オモテ日本気候の最北端である。夏は湿度が低く過ごしやすい。梅雨の関西の不快感と比べれば、外国のようだ。素敵なブラウスにカビが生えることはない。
l 三沢エアベース
三沢基地のERから搬送されてくる患者は多い。君は英語を話せるかい?患者と一緒に私服のDrがついてくるよ。よく話を聴くと、彼らも研修医。
l 海
天然芝の緑と白い砂がまぶしい。お台場の人工砂や、沖縄の歩くと痛い砂とは違う。ボディーボードやサーフィンポイントまで病院から25分。研修医は4月に一次救命処置講習会を受けているけれど、自分が溺れたら役に立たない。
l カフェラテ
医局では、カプチーノとカフェラテを無料で飲める。うらやましいでしょう。
l 学会
学会出張費が病院からもらえる。新幹線料金とホテル代だ。八戸から東京は新幹線「はやて」で3時間。仙台だと90分。都内の研修医は、学会出張はつまらない。なぜなら全て日帰りだから。八戸からだと一泊で旅行気分だ。「はやて2号」に乗ると、午前中から東京の学会に出席できる。一泊して次の日に帰ればいい。終電は20時と早いので要注意。ハメをはずして乗り遅れた君には、夜行ハイウェイバスが待っている。バスに乗る前には水分補給を忘れないでほしい。エコノミー症候群にならないようにしよう。
l ACLS
病院では心肺蘇生二次救命処置講習会を行なっている。遠くに出かけなくても受けられる。費用は病院で負担してくれる。他病院からの参加者は有料。
l 外傷初期診療コース
院内で開催している。国内の市民病院クラスで開催しているのはここだけ。著者は外傷診療の数少ないデモンストレーターです。九州、北海道からも受講生が来る。テキストは、DVD[まちがいのない救急基本手技]。あら?これも著者作品。
