続・研修責任者からのメッセージその3
続・研修責任者からのメッセージその③
八戸市立市民病院臨床研修センター所長 今 明秀
八戸市立市民病院はこんな所。
l 内科
循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病内科、神経内科の実力指導医が、研修医を指導する。研修医も、胃カメラ(内視鏡)検査に参加できる。手順を踏んで、患者に迷惑がかからないように少しずつ慣れます。
l 外科
研修医の信頼一番。古い時代より研修医を教育してきている。3ヶ月間の外科研修期間に、小さな手術の執刀が許される。もちろん、手取り足取りですが。外科研修期間は、休みなし。トホホ。でも3年目の選択研修時は、胃切除、大腸切除だ。他に乳腺手術は年間130例。市民から信頼されている証だ。
l 気管挿管は一人平均80例、麻酔科
生きている人間に、痛い手術をする時に、薬を使って、眠らせて、痛くないようにする仕事です。手術中に起こる呼吸と血圧の変動をいち早く察知して、先手を打って解決します。麻酔時に行う気管挿管は一人平均80例くらい。医師人生において、緊急気管挿管技術は、必ず役に立ちます。ここでは十分な経験ができます。
l にんにく日本一、マグロ日本一
地域医療研修では、一ヶ月間僻地で合宿します。①にんにく日本一で田子牛の産地の田子町と三戸町の病院で行ないます。焼肉好きは高脂血症に注意。田子町までは車で1時間。
②米よりウニが多いウニ丼を食べたことはあるかい?本州最北端大間町はマグロだけでなくウニでも有名である。大間病院までは鉄道は届いていない。バスで行ったら八戸から4時間はかかる。患者救急搬送時はヘリコプターだ。③さくらんぼの南部町も人気。できれば季節を合わせて地域研修に行きたい。きっとおいしいぞ、いや、勉強になります。
l 研修医キング、クイーン
スタッフの投票に選ばれれば、地域医療実習は沖縄西表島研修の権利がもらえます。三沢、羽田、石垣島、西表島(いりおもて)まで、飛行機、船を乗り継ぎます。西表島だよ!!!離島医療をみっちり勉強してもらいます。この企画どう思う。病院で旅費は負担するけれど、足りない分は自腹です。就職したらすぐに貯金しなくちゃ。
l ばっちりの小児科
一次から三次救急も、病棟も、外来も、NICU(新生児)も、全部やっちゃう小児科です。1から2ヶ月で、小児の急性の病気は、ばっちりです。君の受け持ちで一番多いのは痙攣か、それとも喘息か、感染症?
l 風疹、麻疹、水痘対策
免疫のない研修医は、無料でワクチンを受けられる。イヤー、至れり尽くせり。著者は、昔、勤務してから風疹に罹り、えらい目に合いました。
l 癒しの産婦人科
外科の後に回ると、赤ちゃんが誕生する光景は癒しになります。
